捻挫は痛みが引いてからが本当の治療なのだ

捻挫は痛みが引いてからが本当の治療なのだ 暮らしの雑学

捻挫は痛みが引いてからが本当の治療なのだ

ある日のテレビ番組冒頭、昔の捻挫が原因で手術をしたという人の足が映し出されていました。外から鉄の固定器具でがんじがらめにされている映像です。

痛ったそう!

捻挫治療の誤解からこうなったと・・・・

2015年05月13日NHK放送の『驚き!最新ねんざ治療「3日安静」の大誤解』で詳しくやっていました。

この原因が捻挫とはとても思えませんが、誰にでもあるという捻挫が原因でこうなるそうです。

「捻挫治療の誤解」が原因だそうです。

捻挫は痛みが引いてからが本当の治療なんですよ。

捻挫をしたことありますか?

ありますよね。

大人になってからはあまり運動をしていないので、捻挫をする機会もあまりませんという人は多いですが、若い頃に運動の部活動やスポーツサークルで捻挫をよくやったよという人は多いでしょう。

何年も前の捻挫が原因で、年齢がいってから、ひどい痛みに見舞われ、時には手術が必要になる場合もあるというお話が最初に出てきた映像です。

番組では「最新捻挫治療」ということで、足首の捻挫をした時の最新治療方を紹介していました。

これは知っとかないと大変なことになると思い、忘れないうちにメモしました。メモを元にまとめてみます。

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昔の捻挫が原因で足首の関節に大きな爆弾があるかも

捻挫の治療が30年前のものが大変なことになるかもしれないというお話が番組で紹介されていました。

昔の捻挫が大きな手術につながる可能性があるというのはなぜ?ということで、まず、危険な捻挫を経験した足首を調べる調査の紹介です。

あなたの足首は健康か危険かを見極めます。ということで、専門家の先生が、靴のかかとの減り方で危険か安全かをチェックしていました。

フムフム・・・靴底のカカトの減り具合なら誰でもすぐにチェックできますね。

右と左の靴の底のカカトの減り具合が、アンバランスだと危険ということだそうです。

カカトのすり減り具合がアンバランスだと、体重のかかり具合が変な形になっていて、軟骨がすりへってしまう危険があるというのです。

歩行時の体重移動を調べることのできる特別な装置で測定をすると、カカトの減り具合がアンバランスな人は、体重移動が足裏の中でゆがんで移動しているのがわかります。

危険な足首の現れで軟骨がすり減ってしまう可能性があるとのことです。

この状態が何に似ているか、それは、人間の足ではなくなっているということで、1000種類以上の動物の足跡をとってきたという「足跡博士」の調査を紹介していました。

歩いているときの体重移動が人間的ではないと言うことは、人間の足では無くなることが捻挫の中に隠されている問いことなのでしょうか?

たかが捻挫で人間でなくなる?!えええ・・・ですよね。

前距腓靱帯が人間の二足歩行を助けていた

その結果わかったのが、猿回しのお猿さんの二足歩行と危険な足首を持つ人間の体重移動が似ているということです。

両者に共通して欠けているものあります。それは、前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)という聞き慣れない足関節の一部です。

人間が二足歩行する時に生まれた靱帯で、捻挫をしやすい人は、これに障害があることがわかっています。。

靭帯を捻挫でなくしたり障害があると危険な足首ということです。

人間が効率よく歩行するためにできたのが、前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)なので、捻挫をすると、この前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)に障害を負ったり、切れてしまうことがあります。

前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)が、障害を負ったり切れても、周りの筋肉で支えて、障害なく歩けるように人間はなっています。

しかし、加齢で周りの筋肉が、衰えると関節の障害が爆発する恐れがあるというワケです。

軟骨がすりへって手術が必要になる人もいると言うことです。そのほかにも、背骨にも障害が起きる恐れがそうです。

実験で靴の中にこの障害が出るような負荷をかけるインソールをはいた若者が、ジョギングをすると太ももがパンパンになり筋肉に負荷がかかるという実験も紹介していました。

捻挫の最新治療方法

最新ねんざ治療3日安静は誤解

捻挫が起きて、2、3日で痛みが治まるというので安心してはだめだそうです。

捻挫の本当の治療方法は、2、3日で痛みが引いただけでは、治療は終了ではないということです。

捻挫の痛みが治まってから、靱帯の中にコラーゲンが増えて再生する2週間を安静にする必要があります。

さらに、その後、前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)を鍛えるトレーニングを4週間する必要があると言うことです。

コラーゲンが増えてから4週間トレーニングで靱帯を再生するワケです。

トレーニングの方法は、親指にゴムをかけて足首を前後に動かすトレーニングや、親指に重心をかけたカカト立ちをするトレーニングなどを紹介していました。

これで足首の周りの筋肉と同時に前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)に力がはいり再生されるようです。

コラーゲンがある状態でトレーニングをすると靱帯が再生するワケです。

捻挫をして2、3日で治ったと思った場合でも、靱帯の障害が残っている場合があるので、爆弾をかかえているというのはこういうことです。

靱帯の材料になるコラーゲンが2週間で出来るのでこの期間を過ぎた後に、筋肉と靱帯の再生トレーニングをして捻挫の治療が本当に終了するというわけです。

捻挫は痛みが引いてからが本当の治療

「捻挫は痛みが引いてからが本当の治療なのだ」まとめ

昔の捻挫が原因で、ひどい痛みに見舞われ、時には手術が必要になる場合もあるというお話から、そうならないための最新捻挫治療方法の紹介でした。

2015年05月13日NHK放送の『驚き!最新ねんざ治療「3日安静」の大誤解』で知りました。忘れないうちに記事にまとめてみました。

捻挫というのは、数日で痛みも引いて、それっきりという治療がほとんどでしたが、今回の「捻挫最新治療」で、しっかりとした治療方法をしておこうと思いました。

前距腓靱帯(ぜんきょひじんたい)、コラーゲンに靱帯再生トレーニングですね。覚えておきましょう。

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この記事を書いた人
lemon

女性の応援、子育て女性のこれからなど、女性の応援ブログ記事のライター。歴史哲学読書好き。生活暮らし、スキルアップ、お悩みごとなど記事にまとめていきたいと思います。このブログでは近現代の歴史系担当。よろしくお願いいたします。

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