11月17日は、日本の歴史において、多くの重要な出来事が起きた日です。
それは、戦国時代の内紛、労働者の権利の向上、スポーツ界の新たな歴史の始まり、生活に密接した通信費の変動、そして自然災害の警鐘となった日であります。
以下、この日に起きた出来事をリスト化してみましょう。
- 霜月騒動起こる(1285)
- 八時間労働制決議(1919)
- プロ野球第一回新人選択(ドラフト)会議(1965)
- 電話料金1度数を7円から10円に値上げ(1976)
- 雲仙普賢岳の水蒸気爆発(1990)
霜月騒動起こる(1285)
1285年11月17日、北条氏の家来である御内人の平頼綱と、鎌倉幕府の御家人安達泰盛との間で対立が白熱。
この日、頼綱が機先を制して戦いに及び、泰盛一族は壊滅的な打撃を受けました。
この事件は、後の政治的動乱への伏線となり、鎌倉幕府の内部構造に深い影を落とすことになります。
八時間労働制決議(1919)
1919年、第一回国際労働会議において八時間労働制が決議されました。
イギリスでは既に1908年から実施されており、日本でも1947年の労働基準法でこの制度が規定されることになります。
これは労働者の生活の質の改善と、労働と休息のバランスを重視する社会への大きな一歩でした。
プロ野球第一回新人選択(ドラフト)会議(1965)
1965年には、日本プロ野球史上初の新人選択会議が開催され、多くの有望な若手選手が各球団に指名されました。
巨人には堀内恒夫、近鉄には鈴木啓示が指名されるなど、このドラフト会議は後のプロ野球を彩るスター選手たちの登竜門となります。
電話料金1度数を7円から10円に値上げ(1976)
1976年のこの日、日本で電話料金の1度数が7円から10円へと 値上げされました。
これは通信技術の発展と、社会経済の変動を反映したものであり、現代における通信費用の構造変化への一環と言えます。
雲仙普賢岳の水蒸気爆発(1990)
1990年、長崎県に位置する雲仙普賢岳では200年ぶりの噴火が記録されました。
この水蒸気爆発は、日本の火山活動の活発さを改めて世界に示す出来事となり、自然災害に対する警戒心を高めるきっかけともなりました。
この日のまとめ
11月17日は、日本の歴史の中で多岐にわたる分野で意義深い出来事が起こった日です。
これらの出来事は、それぞれの時代の社会的、経済的背景を反映しており、現在に至るまで多大な影響を及ぼしています。
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